少し前、真夏の暑い日に奈良県から大阪府の大阪市内までサイクルベースあさひの折りたたみ自転車アルブレイズでサイクリングしてきました!
往復に使用したルートは大体こんな感じ。奈良の橿原市から大和高田市、香芝市を通って大阪府柏原市へ。そこから大和川サイクリングロードを初走行して電車でよく訪れる近鉄阿倍野橋駅、日本橋駅界隈まで自転車で行けるか試してみよう!という計画でした。
ちなみに読み方は奈良県の橿原市が「かしはらし」、大阪府の柏原市が「かしわらし」。テストに出るかもしれないので覚えておいてくださいね!?
Googleマップによると距離は片道46.4km。道を間違えたり道頓堀や心斎橋にも寄ったり帰り道大和川サイクリングロードの土手にあがれる道を探してウロウロしていたりしていたので実際の距離は往復100kmを超えていたかもしれません。
まずは奈良県香芝市から交通量の多い国道165号線を通って近鉄大阪教育大前駅の横を通過。大阪教育大学の看板、自転車で大阪府に来た!という実感がわく瞬間ですね~。
途中田尻峠という峠らしき坂道を通過しましたが、平均勾配3.5%と斜度が緩いため奈良側からはヒルクライムという感覚はせず。序盤元気なうちなら余裕で越えられる坂かと。
柏原市に入るとすぐ大きな川が見えてきます。そう大阪府を東西に流れる大和川!
・・東西と書いておきながら、ここで既に道を間違え南の道明寺方面へ行きそうになったのは内緒です(笑)。
奈良から大和川サイクリングロードを走行したいならまずは柏原市民文化会館リビエールホールを目指すのが一番。事前にブログなどでルートの情報収集をしたのですが、高確率でリビエールホールの名前が記載されていた理由も自分で走ってみてよくわかりました。大和川サイクリングロードの始発点とも終着点とも言える建物でしたね~。
近鉄電車の車窓からは見たことがありましたが、実際に側を走ってみると大和川の大きさがよくわかりました。
大和川サイクリングロード、実際に初走行してみた感覚としては奈良県民のサイクリストからすると非常にありがたい道だな~という印象。途中信号や踏切、自動車道と合流する箇所はあるものの、基本的に自転車専用道路で走りやすさと安全が確保された非常に走行しやすい道でしたね~。
また、途中北側にあべのハルカスらしき背の高いビルが遠くに見えるのが目印として最高!「とにかくあべのハルカス方面へ向かえば大阪市阿倍野区に到達できる」という安心感が得られるのは土地勘のない場所を自転車で走る者にとって非常に心強い要素かと。
途中止まった信号で自転車に乗った親切なご婦人にどこから土手を降りれば大阪市内へ行けるか聞いたりしたおかげで大和川サイクリングロードからは得に迷うことなく近鉄阿倍野橋駅に到着♪
飛田新地へと続く道路付近からあべのハルカスと折りたたみ自転車、そしてガードレールに描かれた可愛い女の子らしき謎のアートも含めた記念写真をパシャリ。
よく電車で近鉄阿倍野橋駅まで来て日本橋駅まで歩いたりしているので土地勘のある場所なわけですが、自転車で自走してくると今までとはなんだか景色が違ったものに感じられるから不思議です。
その足で飛田新地にある鯛よし百番までポタリング。元は花魁が暮らしていた遊郭で赤線時代の色香を漂わせる歴史的建築物として国の登録有形文化財に指定されています。
飛田新地といえば料亭での自由恋愛も有名。土曜日のお昼に訪れたところ既に開店しているお店が数件、通称やり手ババァと呼ばれる客引きの女性と競泳水着や浴衣、ゴシック調のランジェリー風メイド服といった衣装を着た美人なお姉さんの姿を見かけました。もちろんお店の外観含めて写真は撮っていません。見つかったら大変なことになる予感しかしないのでスマホ等での盗撮も絶対禁止ですよ!
飛田新地を軽く観光した後は新世界のジャンジャン横丁を通って日本橋へ行くのが個人的定番コース。徒歩ではなかったので流石に混み込みなジャンジャン横丁は通りませんでしたが、通天閣の写真だけはバッチリ撮影。社会に貢献する日立です。
通天閣から日本橋のオタロードは距離が近く実は徒歩圏内、自転車だと一瞬で到着。土曜日ということもあり外国人観光客含め大勢のオタクたち(我含む)で賑わっていましたよ!メイド服やセーラー服といった様々なコスチュームに身を包んだメイド喫茶の客引きさんも増えましたね~。
「迷子でもいい、迷子でも進め。」
オタロードにデカデカと輝くバンドリ!のアニメ広告の言葉ですが、自転車でサイクリング中に迷子になった時もスマホアプリのコンパスなどで方角さえ確認してガムシャラに進めば案外帰宅ルートに合流出来たりします。もしくは普通に遭難します。
日本橋のオタロードでは人多杉で自転車を含めた写真の撮影が難しかったため、少し離れたDOLK大阪店の前でパシャ。ちなみにDOLK大阪店はドールショップ、ボークスやアゾンといった有名なお店もあるのでドール好きにもたまらない場所かと。
しかし本当にメイド喫茶増えましたね~。自分はゲームや自作PCが好きなので古の時代から大阪日本橋は何度も訪れていたのですが、少し前の無修正AVなど海賊版コピーDVDを販売している違法ショップが乱立していた時期とは大きく様変わりしていてメイド喫茶の街になった感をひしひしと感じたり。
昔ゲートウェイやスタンバイといったPCショップがあった時代が懐かしいな~千葉麗子さんとかイベントに来てたな~。マハーポーシャがPCのチラシを配布していた事とか今のメイドさんは知らないんだろうな~・・。
せっかく大阪に自転車で来たので心斎橋方面へ行くも道頓堀を横から眺めただけで終了。明るいうちに自宅へ帰りたかったので早々に帰路へと。
帰りは「南へ走ればいずれは大和川へ辿り着くやろ」の精神で適当に南下・・したのが間違いで行きとは違うルートに入り右往左往。そうしているうちになぜか住吉大社の前に出たのでとりあえず記念撮影。いかにも参拝しました感ありありですがフェイクです。
バンドリ!の「迷子でもいい、迷子でも進め。」の言葉を胸に?走り続けとりあえず大和川の土手まで到着したものの、土手にあがれる道を探してまたしても右往左往。大阪公立大学のキャンパスを横切ったりしつつやっとの思いで大和川サイクリングロードへ合流。
コンパスで方角をチェックしつつガムシャラに走っていると二上山らしき山が見えてきました。よく道を間違えて迷子になるのでわかりやすい目印が見えるだけで安堵!
後は柏原市民文化会館リビエールホールを目指せばいいだけなんですが・・途中渡るべき橋の1つ前の橋を渡り誤って再び道明寺方面に行きそうになり大幅に走行距離アップ。大和川サイクリングロードを走る時はリビエールホールが見えるまで常に北側を走行すべしとの教訓を得ました。
帰宅時間の関係で写真撮影と水分補給以外ほぼ休憩なし状態で走ってきたため、田尻峠に辿り着くころにはもうヘトヘト。行きはあんなに楽勝だった緩い勾配が帰りの大阪側からはまるで激坂に思えて・・登坂するなら体調は万全にしませう。
奈良県香芝市に着いた時点で疲れもお尻の痛みもピーク、なかなかペダルを漕ぐ脚が回りません。しかし日没時間が近くなってきたためギアを5速から4速に落としてケイデンス重視で急ぐことに。こういう時も変速機付きの自転車のありがたみを感じますよね~。
大和高田市からイオンモール(旧アルル)の横を通り橿原神宮方面へ。この時点でもうライトが必要なくらいの暗さ、必死にラストスパートをかけ太陽との競争に勝ちなんとか日没前に無事帰宅できました!
迷子タイムを含めて往復100kmほどの長距離サイクリング。ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクならそこまでのロングライドではないのかもしれませんが、タイヤサイズが20インチの小径車である折りたたみ自転車だと想定していたよりも疲れたな~といった感想が残りました。スピードを出した後に漕がないで進む距離が慣性の関係によりタイヤの大きさで違うのがじわじわと継続ダメージのように・・。
まぁ自転車の性能より休憩なしで延々走り続けた自分が一番悪いわけですが(笑)。次回大阪市内まで行くならゆっくり遊ぶ時間を確保するため早朝から走るか帰りは輪行するかのどちらかにしようと心に誓った初自転車で大阪府上陸の巻、ここに完です!