東吉野村丹生川上神社まで折りたたみ自転車でゆるポタした前回の記事の続きです!
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近鉄飛鳥駅から自転車での走行がかなり危険な国道169号線を南下、吉野川沿いをサイクリングし辿り着いた丹生川上神社。
龍神が祀られている立派な社殿。奈良県東吉野村の結構な山中にある神社ですが、平日にもかかわらず車で訪れた参拝客の方を何名も見かけましたね~。
手水舎。手水の使い方をレクチャーする可愛い女の子のイラストが気になる。
龍玉、直訳するとドラゴンボール。もちろん7つ集める必要はありません。
龍神の御力にて穢れを取り去り、運気を開いてくれるそうですよ~。
社務所と授与所でしょうか?授与品も販売されているようでしたが、人気がなかったので遠くから写真を撮るだけにしておきました。
丹生川上神社は日本遺産です。
夢淵や東の瀧(龍神の滝)の写真も撮影したかったのですが、折りたたみ自転車で35km以上走ってやっと辿り着いてテンションが上がっていたためつい失念・・次回こそ!
東吉野村に入ってからの道順は覚えましたし、次は室生ダムの龍鎮神社と同じく秋の紅葉の季節にもお参りしたいですね~。
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丹生川上神社の前を流れる清流、高見川。吉野川と同様に川遊びしている一団も見かけました。日本の夏だな~。
行きだけでなく帰りのサイクリングルートも未踏なためどれだけ時間がかかるかわからず、時間に余裕を持たせつつ急ぎ足で高見川沿いを逆走し帰路へ。というわけでここからは新しいコースを開拓することに集中していてあまり写真を撮影出来ていません・・。
でもニホンオオカミの像はしっかり撮影!東吉野村はニホンオオカミが最後に捕獲された絶滅の地だとか。最後の一匹が捕獲されたのが1905年、もう一世紀以上前になるんですね・・。
ニホンオオカミの像、1987年に設置されたブロンズ像のサイズは等身大とのこと。大型犬よりもぜんぜん小さいですね~意外。遠吠えしている姿をみていたら何だかアニメのWOLF'S RAIN(ウルフズレイン)を思い出して懐かしくも。
ニホンオオカミ像を見学した後、菟田野方面から榛原、桜井へのルートを帰り道に選択。
鷲家川沿いを走行中、天誅組終焉之地の碑を発見。尊王攘夷派であった天誅組。直接交戦したわけではないものの、有名な新選組とは立場的にある意味ライバルといえるかも?
奥へと続く橋が気になるも、この先に佐倉峠という坂が待ちうけていて走行に時間がかかりそうなのでまた次の機会に。
佐倉峠は予想していたほど険しい坂道ではなく、折りたたみ自転車アルブレイズでもシッティングで登り切れるくらいの勾配だったので一安心。自宅までの最短ルートであろう桜井市の談山神社方面へ抜ける分かれ道もありましたが、多武峰ヒルクライムから考えるに激坂コースの予感しかしなかったので華麗に回避。
結果佐倉峠から近鉄榛原駅へとダウンヒルする道は最高でしたし、回り道にはなりますが回避して大正解でしたよ!
のどかな景色を眺めつつ良い気分で流しているといつのまにか菟田野を後に。
帰宅してPCで地図を見返した結果、丁度ならクルのT3宇太水分ルートの一部を走っていたことに気づきました。
交通量も少なく自転車で走りやすい緑あふれる宇太水分ルート。吉野への行き帰りにもオススメなサイクリングコースかもしれませんね!
途中、道の駅 宇陀路大宇陀でトイレ休憩。初めて利用しましたが立地も良く利便性の高い道の駅でしたね~。ご当地ソフトクリームのブルーベリーソフトクリーム、食べるべきだった・・。
道の駅 宇陀路大宇陀からうだ・アニマルパーク方面へと走り、その先の分岐から桜井市へと足を向けると女寄トンネルに到着。
女寄峠、宇陀市側からだと超絶ダウンヒル・・!直線なので自転車でも軽く時速50km以上は出せそう。自分はビビリなのでずっとブレーキのターンでしたが(笑)。
逆に桜井市側からだと当然結構な坂道で、調べた結果平均勾配は6.3%や6.7%との記載が。交通量が多めなのがネックですがヒルクライムのコースとしてもよさそうですね~。
女寄峠を恐る恐るダウンヒルし桜井市内に入ると見たことのある景色が目に飛び込んできて嬉しく。近鉄飛鳥駅を出発してから桜井市内まで、土地勘のない未開のルートを走り続けてきた緊張の糸も完全に切れここからは完全にウイニングランモードに(笑)。
桜井市から橿原市に入り藤原宮跡へと続く道から見える大和三山のひとつ、畝傍山。
いまだ見たことのない新しい景色を探す刺激的なコースもサイクリングの醍醐味ですが、見慣れた景色を安心感に包まれつつ走るコースもまた格別というもの!
藤原宮跡からおふさ観音前を通り国道169号線から橿原神宮前の交差点に到着。今回の吉野ゆるポタ、無事フィニッシュです♪
丹生川上神社の帰りのルートを地図に示すとこんな感じ。
こちらが行きのコース、寄り道や道に迷った距離も含めると往復約80kmのミドルライドでしたが脚や体の疲れは特に無し。折りたたみ自転車アルブレイズだと7~80km程度の距離ならわりと楽に走れますね~。
ただ、お尻だけが痛い・・(笑)。
50kmまでの短距離ならわりと痛くならないコンフォートなサドルがディフォルトでセットされているのに、70kmをこえてくると流石にダメージが・・。硬いベンチの座り心地とか揶揄されたりするロードバイクのスポーツサドルで100km以上走るとかお尻の鉄人じゃないと無理ゲーな気しかしない。
ロングライドをする際に重要なのは自転車の走行性能よりも「お尻が痛くならない装備」と「早起き」とはよく言ったもの。本格的にサイクリングを楽しむならお尻の痛み対策は必須だな~と感じたある暑い夏の一日でした。