前回、奈良県明日香村の岡寺へ紅葉の写真を撮影しに行った続きの記事です!
naracyclingm430ms.hatenablog.com
明日香村観光ではレンタサイクルが人気なことからもわかるように、亀石、橘寺、岡寺、飛鳥寺、石舞台古墳といった有名な観光地は自転車でも1日で楽に巡れるくらい近い距離に位置していたり。
そんな近鉄飛鳥駅からもわりと近い石舞台古墳から更に5kmほど進んだ先に紅葉の名所として有名な談山神社があります。この多武峰と奥明日香、稲渕棚田方面への分岐路が談山神社への目印。
距離的には楽勝なわけですが、実は多武峰は奈良県の中でも特に人気のあるヒルクライムスポット・・Stravaのデータによると距離4.4km、獲得標高499m、平均勾配8.4%、という結構ガチな峠スペック。
そう、明日香村から談山神社まで自転車で行こうとすると必然的にヒルクライム初心者には激坂に思えるこの坂道を登ることを強いられるわけです・・。
自分は今年の6月終わり、サイクルベースあさひの折りたたみ自転車アルブレイズを購入してすぐ試走を兼ねて無謀にもこの多武峰ヒルクライムに挑み、炎天下による酷暑でフラフラになりながらなんども水分補給と写真撮影という体の休憩をはさみつつ登坂したという辛い経験が。
しかし、紅葉の談山神社が待っているなら覇王翔吼拳を使わざるを得ない・・いやヒルクライムせざるを得ない!
というわけで談山神社で紅葉の写真を撮るため、折りたたみ自転車で再びヒルクライムに挑戦しました(笑)。
多武峰ヒルクライムにおける一番の難所は10%程の勾配が1km以上続く最初の長い直線。しかし前回ひーひー言いながら必死の思いで登坂した直線のはずが今回はやけに余裕が。
景色を撮影するために1回足付きしましたが、足付き無しでも普通に登れそうな負荷。
この余裕、もしや秋になり気温が低く快適になったから?それとも芋峠や壺阪峠を越えたり天川村の泥川温泉や室生寺といった観光地までサイクリングしたりして心肺機能と脚が鍛えられたから?
いや、たぶん前回は折りたたみ自転車を買ったばかりでギアの使い方など坂道を登るコツがわからなかったからだろうなぁ・・。
最初のきつい直線さえ耐えられれば、残りはつづら折りの道がメインで斜度も緩み体への負担も減ります。ここでも写真撮影のため数回自転車を降りましたが特に辛さは感じず。
自分は体力に自信も無く豪脚なわけでもないためタイムアタックは無理ですが、軽いギアでゆっくり坂道を上れば初心者でも問題なく多武峰ヒルクライムはこなせますね~。
約13kgの折りたたみ自転車アルブレイズでもこんな感じなわけで、より重量が軽くてより軽いギアが使えるロードバイクやクロスバイクなら更に楽かもしれません?!
多武峰へ到着したという事で、本題の紅葉の写真撮影をしに談山神社へと。
流石に奈良県でも代表的な紅葉の名所!多くの観光客の方で賑わっていました。駐車場で車のナンバープレートを軽く確認したところ、大阪や京都、三重、和歌山といった隣接県だけでなく愛知や神戸、遠くは岐阜県ナンバーも!
様々な所からわざわざ奈良まで観光に来てくれているとなんだか嬉しくなる自分(笑)。
訪れた当日は11月の終わりと例年なら見頃が過ぎていてもおかしくはない時期でしたが、今年の奈良は紅葉が遅く丁度ベストなタイミングだったかも?
紅葉と十三重塔。ついつい何枚も写真を撮影してしまう美しさ・・!
ちなみに談山神社では入山入口受付で入山料を支払うとよくあるパンフレットではなく白いビニール袋が貰えました。土足厳禁な拝殿を参拝する際、靴を収納する用途に使うんですね~。拝殿内は写真撮影可でもあったので無くさないよう注意ですよ!
この秋の紅葉ライドでは天川村の洞川温泉みたらい渓谷、室生寺、岡寺など奈良の名所を巡りましたが、談山神社が一番の見頃だったかも。この美しい紅葉を見て遠方より多武峰を訪れたくなる観光客の方の気持ちもよくわかりました。
2023年、卯年もそろそろ終わりですね~。
参道のお土産屋さんを覗きつつ紅葉の談山神社を後にすることに。
帰りは明日香村側ではなくJR、近鉄桜井駅方面へとダウンヒル。談山神社、東大門の前でもパシャリ。
多武峰街道から見える紅葉を楽しみつつ、こちらも奈良の紅葉の名所として有名な等彌神社の前を通り遠回りしてから帰宅しました。
秋も終わり、肌寒い冬の季節が到来。その前に今年最後の紅葉ライドとして奈良の長谷寺にもサイクリングで行ってきたのでまた次の記事で・・!